2025年 新年のご挨拶
一般社団法人きたまえJAPAN 代表理事 政浦義輝
新春のお慶びを申し上げます。皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのことと存じます。日頃より、一般社団法人きたまえJAPANに対し多大なるご支援とご協力をいただき、心より御礼申し上げます。昨年は、私たちにとって多くの挑戦と変革の年でした。特に、能登半島地震からの復興を目指した取り組みは地域の未来を考えるうえで大きな意味を持つものでした。
本年2025年、私たちは「挑戦」「海外展開」、そして「復興」をキーワードに、さらなる成長と前進を目指して活動してまいります。
【能登半島地震からの再興】
昨年、能登半島を襲った地震は、地域社会や経済に大きな打撃を与えました。しかし、その中で私たちは、多くの方々からの温かな支援と協力を受け、地域の再興に向けた希望を見出すことができました。今年は、その希望を現実のものとするため、具体的な復興プロジェクトをさらに推進してまいります。
被災した地域の住民の皆さまと共に、能登の魅力を再発見し、新たな産業や観光資源を創出することで、地域全体の活性化を図ります。また、伝統工芸や郷土料理といった地域文化を未来へと受け継ぐための支援活動も強化します。地域と共に考え、共に動き、「強くしなやかな能登」を築くことを目指します。
【世界への挑戦】
能登半島を含む日本の地方には、世界に誇るべき独自の魅力が溢れています。2025年、きたまえJAPANはこれらの地域資源を国際市場に展開することに注力してまいります。特に、能登の伝統工芸や食文化を中心に、地域のブランド価値を高め、海外での需要を創出する取り組みを進めてまいります。
これまで進めてきた国際的な販路開拓プロジェクトでは、新興アジアをはじめとする諸外国で能登の魅力を発信するイベントを開催しました。本年は、これをさらに発展させ、現地でのマーケット開拓や文化交流を深めるとともに、地域住民の皆さまがグローバルな視点を持てる機会を創出していきます。私たちは、地方の魅力を発信するだけでなく、海外の知恵や技術を取り入れ、地域の持続可能な発展に貢献してまいります。
【若い世代への希望】
地域社会の未来を担うのは若い世代です。彼らが地域に誇りを持ち、新しい挑戦に向き合える環境を整えることが、私たちの重要な使命であると考えています。今年は、地域の若者たちが地元で夢を育み、実現できるよう、教育プログラムや起業支援プロジェクトを一層充実させます。特に、次世代を担うリーダーを育成するためのプログラムや、伝統文化を学ぶ機会を提供する活動に力を入れます。若者たちが地域で希望を見出し、地域と共に成長できる環境を築くことを目指します。
【結びに】
2025年が皆さまにとって健康で幸せな一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。そして、一般社団法人きたまえJAPANとしても、地域の皆さまと手を携え、新たな挑戦と希望を胸に進んでまいります。本年も変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年 元旦